魚編に虎と書いて鯱と読む!!

名古屋で読書会サークルを主催しています。読書の話を中心に徒然と書きます。グランパスが大好き。本職は公認情報システム監査人やってます。

三島由紀夫「金閣寺」

破滅に向かっていくラスト数ページの緊張感が何とも言えない。なぜ自ら人生に終結を向かえようとするのか。(実際には死なないけど)


正直、三島由紀夫の『美』感覚について語れと言われると辛いけど、なにか永遠であってはならない、という気がした。


だからこそ、破滅を選ぶのだろうか? 読んでて、胸の詰まる思いだった。

 

金閣寺 (新潮文庫)

金閣寺 (新潮文庫)