2017-08-19 北方謙三「三国志(十一)」 歴読! 読書 読書会 古典 文学 北方謙三 三国志 巨星、墜つ。関羽、張飛の仇を打てず、失意のまま、劉備が崩御。一つの時代が終わる。 劉備と孔明との最期の別れのシーンは何度読んでも、涙を禁じ得ない。信義に生きた漢が、最後に漢と漢の約束を友に託し散っていく姿は、この北方三国志を象徴するようなシーン。 これ以上、何を語ればいいのやら。 三国志〈11の巻〉鬼宿の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫) 作者: 北方謙三 出版社/メーカー: 角川春樹事務所 発売日: 2002/04/01 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 6回 この商品を含むブログ (29件) を見る