魚編に虎と書いて鯱と読む!!

名古屋で読書会サークルを主催しています。読書の話を中心に徒然と書きます。グランパスが大好き。本職は公認情報システム監査人やってます。

北方謙三「三国志(十二)」

劉備崩御に伴い、この巻より主人公交代。表の主人公は孔明、裏の主人公は死んだことにされた馬超
稀代の英雄達が去り、人材不足難に襲われる蜀漢。期待の馬謖は山登りの罪で、泣いて斬られるし、最後の柱、趙雲孔明を一人残して病死。孔明の心身ともに思い遣られる。彼をここまで突き動かすものは何なのか。やはり、劉備との約束なのだろうか。

 

三国志〈12の巻〉霹靂の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)

三国志〈12の巻〉霹靂の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)