魚編に虎と書いて鯱と読む!!

名古屋で読書会サークルを主催しています。読書の話を中心に徒然と書きます。グランパスが大好き。本職は公認情報システム監査人やってます。

ヴィクトール・E・フランクル「夜と霧」

かつて、人生最悪の時を乗り越えられたのは「自分が、今、何をすべきか」ということに気付いたからではないか。一言で言えば、「志」みたいな。

この世に生を受けたからには、人にはそれぞれの使命が与えられ、己の志をもって果たす。

当時、「夜と霧」は読んだことはなかったけど、今回読んで、そういうことなのかと共感できた。

この先の人生において、出来れば挫折経験は避けたいが、そう簡単に避けられるものではない。そんな時に改めて、この言葉について考えてみたい。

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「生きるとはつまり、生きることの問いに正しく答える義務、生きることが各人に課す課題を果たす義務、時々刻々の要請を満たす義務を引き受けることにほかならない」

 

夜と霧 新版

夜と霧 新版