F・スコット・フィッツジェラルド「グレート・ギャッツビー」
ギャッツビー、なんか寂しいよなあ、ギャッツビー。
滅茶苦茶リア充を目指してたのに、なりきれなくて、最後はグサリと...。
ギャッツビー、なんか切ないよなあ、ギャッツビー。
- 作者: F.スコットフィッツジェラルド,F.Scott Fitzgerald,小川高義
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/09/08
- メディア: 文庫
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日本文学全集 第1集
何を思ったのか、何かが降りて来たのか分かりませんが、この2週間ほど、河出書房の池澤夏樹個人編集-日本文学全集シリーズより、第1集の12冊を紹介してみました。
どれもこれも読み応えのある一冊です。機会があれば、次は第2集にチャレンジしてみます。
なお、僕は河出書房の回し者ではないことを言い添えておきます(笑)。
井原西鶴「好色一代男」
石牟礼道子「水はみどろの宮」
社会問題を描いた代表作「苦海浄土」とは異なり、ファンタジー要素の強い作品。草の声、水の声、風のささやきや山の精との対話から生まれるものは何か?時には、目に見えない何かの声に耳を傾けることも大切なのかも。
日野啓三「向う側」
読むタイミングとしては、まさに今かという気もする。ある意味、残念だけど。戦場の泥臭い腐臭が纏わりついてくる作品。
折口信夫「口訳万葉集」
高校時代、万葉集の代表歌人として名前さえ覚えておけば、古典か日本史で点取れたくらいの記憶しかなかった山上憶良。子を持つ親の立場になって、その良さというか、子を想う気持ちが分かってきた。妻子の待つ家に早く帰りたい。という気持ちがよく分かる。
僕も上司に、この歌を詠んで、毎日、定時上がりしたい気持ちを伝えてみたいと思います(笑)。
口訳万葉集/百人一首/新々百人一首 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集02)
- 作者: 折口信夫,小池昌代訳,丸谷才一
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2015/07/14
- メディア: 単行本
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