2017-07-07 葉室麟「冬姫」 歴読! 読書 読書会 古典 文学 「刀伊入冦」でも感じたけど、葉室麟って結構ファンタジー入ってるよね? もう葉室ファンタジーですよ、まったく。主題の女いくさはさて置き、主人公の冬姫がまた可憐なのにも関わらず大そうな完璧超人なのです。この物語で僕が最も印象的だった人物は帰蝶の方。岐阜出身の僕にとっては彼女に光が当たってるのって何か嬉しい。娘のピンチに颯爽と登場。父親、斎藤道三を彷彿とする啖呵。また実の母であることを隠していた理由にも胸が熱くなる。いやあ、岐阜の女性って本当に素晴らしいですね!! 冬姫 (集英社文庫) 作者: 葉室麟 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2014/11/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る