「今昔物語集」
平安末期に成立した説話集。日本だけでなく、インド、中国の話も含み、当時としてはグローバル色豊か。
仏や神にまつわる話もあると思えば、一方で世俗的な話も多く、例えばライバルを呪い殺す弘法大使だとか、他の作品や史書では絶対に見られない。
そして、芥川龍之介を始めとして、後の世でモチーフにする作家も現れるなど、今の世にも脈々と継がれる作品と感じた。
平安末期に成立した説話集。日本だけでなく、インド、中国の話も含み、当時としてはグローバル色豊か。
仏や神にまつわる話もあると思えば、一方で世俗的な話も多く、例えばライバルを呪い殺す弘法大使だとか、他の作品や史書では絶対に見られない。
そして、芥川龍之介を始めとして、後の世でモチーフにする作家も現れるなど、今の世にも脈々と継がれる作品と感じた。