魚編に虎と書いて鯱と読む!!

名古屋で読書会サークルを主催しています。読書の話を中心に徒然と書きます。グランパスが大好き。本職は公認情報システム監査人やってます。

「新古今和歌集」

百人一首に採用された和歌が意外と多くて、その分、全般的に親しみやすい。
歌もさることながら、後鳥羽院の情熱というか執念みたいなものを感じる。一旦、和歌集として成立した後に、自分の詠んだ歌を追加したというのも分かる気がする。

奥山の おどろが下も 踏み分けて
道ある世ぞと 人に知らせん
(一六三五 後鳥羽院)

 

新古今和歌集―ビギナーズ・クラシックス (角川ソフィア文庫 88 ビギナーズ・クラシックス)