「新古今和歌集」
百人一首に採用された和歌が意外と多くて、その分、全般的に親しみやすい。
歌もさることながら、後鳥羽院の情熱というか執念みたいなものを感じる。一旦、和歌集として成立した後に、自分の詠んだ歌を追加したというのも分かる気がする。
奥山の おどろが下も 踏み分けて
道ある世ぞと 人に知らせん
(一六三五 後鳥羽院)
新古今和歌集―ビギナーズ・クラシックス (角川ソフィア文庫 88 ビギナーズ・クラシックス)
- 作者: 小林大輔
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (7件) を見る