北方謙三「三国志(一)」
壮大な物語の幕が切って落とされた。冒頭、劉備が「男には、命を捨てても守らなければならないものがある。それが信義だ、と私は思っている」と語る。
うん、今までに読んできた三国志とは全く違う。そう、これはハードボイルドな世界に生きる漢たちのドラマなのだ。
この先の史実は既に知っている。しかし、まだ知らない物語が、ここから始まろうとしている。そんなワクワク感に満ち溢れた、最初の一冊。
壮大な物語の幕が切って落とされた。冒頭、劉備が「男には、命を捨てても守らなければならないものがある。それが信義だ、と私は思っている」と語る。
うん、今までに読んできた三国志とは全く違う。そう、これはハードボイルドな世界に生きる漢たちのドラマなのだ。
この先の史実は既に知っている。しかし、まだ知らない物語が、ここから始まろうとしている。そんなワクワク感に満ち溢れた、最初の一冊。